②いらぶマンゴー農園/山城忍氏 「いらぶ島で育ったマンゴー」(2021年6月)

島の作り手を紹介する企画、第2回目の今回は、いらぶマンゴー園の山城忍さんを取材しました。山城さんは伊良部島でマンゴーを作る農家です。
マンゴーは季節ごとに、開花・受粉→結実・選別→実釣り→袋掛け→収穫の順に作業があり、6月はちょうど袋掛けから収穫の時期ということで、今回はその様子を案内していただきました。


農園のビニールハウスの様子。
7棟あるハウスの中では、アーウィンやキーツなど数種類が栽培されています。


実が大きくなり赤くなり始めたマンゴーには、袋をかぶせます。
実が熟してポトッと袋の中に落ちるのを待つのがポイントだそうで、「完全に熟するまでひたすら我慢しないといい色と味が出ないんだよ~!」と嬉しそうに語っていました。


この日収穫したばかりのマンゴー。
取材した日は6月初旬で「まだ収穫は我慢!」のタイミング。6月下旬ごろから本格的に収穫・出荷が始まります。


糖度計で糖度を図る様子。
山城さんの農園では、健康な土壌を維持できるよう化学肥料を極力使用せず、自然の力を活かして栽培することを心がけています。いい土壌で育ったマンゴーは元気で甘く育つんだとか。
その中から糖度13度以上のものだけを出荷するそうです。


伊良部島の美しい自然に囲まれた農園で山城さんと。

優しい笑顔が印象的な山城さん、甘くて美味しいマンゴーができるまでをお話をされる様子から、マンゴーへの愛情が伝わってきました。取材協力ありがとうございました。